2011年10月31日月曜日

美魔女?

「美魔女」と言うカテゴリーが出現しているらしい。写真は水谷雅子さん、なんと43歳だそうだ。女優ではなく、読者モデルの「美人すぎるアラフォー」と言うこの人たち、雑誌やマスコミに颯爽と登場し、新しい消費シーンをリードしているらしい。私は自分にない美貌を、これらの美女やイケメンがもっているからと言ってやっかむつもりはない。しかし、韓国のあれやこれや、さらには市会議員や町会議員にも出現し始めた「○○すぎる」人たちには、何故か違和感を覚えるのだ。中身が同じなら、それは外見が美しいに越したことはない。しかし、やはり肝心なのは中身である。なまじ美しすぎると内面をすっ飛ばされて評価されることだってあるだろうし、外見は普通あるいはそれ以下でも、噛めば噛むほど味が出る人のほうに親近感を感じるのは、やはり私のコンプレックス、なのだろうか?

2011年10月28日金曜日

せき止めず、流れに任せよ

洪水で王宮までも浸水の被害が出ているというタイ。私も数年前に観光で訪れたことがあるが、あの美しいワット・プラケオやワット・アルンまでもがと思うと、心が痛む。信心深いタイの人たちにとっては、尚更だろう。
こんな時、タイ国王はこうおっしゃっている。精神的支柱である王室、日本の皇室に通じるものがあるように思う。

ーせき止めず、流れに任せよー 治水立案のタイ国王が見解


「水をせき止めようとしてはならない。自然の流れに任せよ」-。バンコクの治水対策立案の中心的役割を果たしたタイのプミポン国王は26日、首都中心部の浸水を避けるために水の流れを変えようとしても無駄との考えを示した。王宮の防水堤強化を提案したプラユット陸軍司令官が王室から得た回答として、記者団に明らかにした。
国王はまた、
「できるだけ多くの市民を分け隔てなく助けてあげてほしい。王室への手助けは不要」とのメッセージも伝えてきたという。
プミポン国王は過去に何度も洪水被害に見舞われたバンコク中心部を迂回(うかい)するような形で、縦横に運河などを張り巡らせる「国王の水路」と呼ばれる治水対策を立案したことで知られる。(共同)