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芸術的写真は、究極の情報発信力
長年の友人である写真家の村上宏治さんが、今年度の「小林和作賞」に選ばれ、11月4日に西国寺で営まれた和作忌で賞状と奨励金30万円が贈られたそうである。
産經新聞によると
・・賞は昭和56年創設で、同市の美術振興に寄与した美術家や美術団体を顕彰している。村上さんは同市向島町出身。仏教美術研究をライフワークに、尾道の寺院を題材にした本を出版している。尾道大非常勤講師、市文化財保護委員。村上さんは「今後もこの文化力のある尾道で精いっぱい頑張りたい」と述べた・・・
彼は1959年、向島生まれ。写真家を志して秋山庄太郎に弟子入りし、コマーシャルの作品も自動車、酒、化粧品等多く手がけ、現在はライフワークとして、しまなみ海道を基点に瀬戸内海の自然と文化・仏教美術に関する作品を多く手がけている。
彼が尾道のお寺の仏像を撮ると、まるで奈良か京都の名刹にある国宝か重文のように写るから不思議なものである。仏のお顔やお姿を捉えながらその深さは信仰心にまで届くかのようである。
瀬戸内の自然を写すと、光の魔術を見せられるかのようだ。
写真を言葉で語るのは愚の骨頂と言うものだろう。
彼のホームページからは、その片鱗なりとうかがう事ができる。
http://www.ermjp.com/
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