2011年11月11日金曜日

「犬の目のなかの月、日。」


奥山民枝退任記念展「犬の目のなかの月、日。」へ行ってきました。
陽、雲、天、芽、山、花、そして、犬・・・奥山ワールドは多岐にわたり、とても一言で言い表せません。
今回の展示会では「犬の目のなかの月、日。」のタイトルにあるように、尾道大学へ2005年に来られて8年間の、かつての愛犬や、月、雲を題材にした油彩画、ボールペンとアクリル絵の具で尾道を描いたイラストなどが並んでおり、彼女の絵の世界のほんの一部ではありますが垣間見る事ができます。
尾道大学の芸術の先生は東京芸術大学出身の方が多いのですが、奥山さんも1969年に卒業され、画集も数多く出版、1992年には第35回の安井賞を受賞、さらに新聞の挿絵を描かれたり、光州国際美術展に招待されたりと幅広くご活躍され、
2010年には広島文化賞も受賞しておられます。(内緒ですが私はこの賞の選定の運営委員でして、先生が候補に挙がったときは嬉しくて、勿論1票入れました)
この見応え十分の展示会は、なんと無料!な上に素敵なパンフレットも頂けます。(写真の犬たちを全部見る事ができますよ。)20日まで、尾道白樺美術館です。絶対お見逃しなきように。

0 件のコメント:

コメントを投稿