2011年11月24日木曜日

オーストラリア紀行-メルボルン篇「トラム:City Circle」

メルボルン市内市電の通っている道で自動車が右へ曲がろうとするとき、一旦わざわざ左のレーンによって、市電を優先させてから大きく右へ回るというルール「フックターン」があります。車でこの町に初めて来た人は、このルールを知らずに右のレーンからすぐ曲がろうとするので、クラクションを鳴らされて注意されるのだそうですが、オーストラリアで(従っておそらく世界中で)ここだけだそうです。これは、縦横に巡らされた「トラム」と言う名の市電が最優先され市民の主要な足を今でも担っているからなのです。150年以上の歴史を持つメルボルンの(広島市で言えば広電)Yarra社が経営するこのトラム、600両、24時間体制とのこと。
写真は、観光客の為に旧市内Cityの外周を時計回りに無料で周遊する木製車両のCity Circleです。(勿論市民も区別なく便利に利用しています)

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